【自己破産の解決事例】ケース4
旦那様が先立たれてしまった寂しさから浪費を繰り返して…

Iさんは数年前に旦那様に先立たれ、未亡人になってしまったそうです。当時は、いくらかの遺産もあったそうなのですが、旦那様を失ったストレスで買い物や旅行に頻繁に行くようになり、あっという間に借金をする生活になってしまったそうです。もともと、ずっと専業主婦だったIさんは、アルバイトやパートで生活していたこともあって、それほど大きな稼ぎがあったわけではなく、借金の返済などできるはずがありませんでした。毎月の返済は、とんでもない金額になり「このままでは破滅する」と思ったそうで、当事務所に相談にいらっしゃいました。

Iさんは、借金を返済するために借金をする、いわゆる多重債務状態に陥っており、雪だるま式に借金が増えていく状況でした。借金総額は、普通の人には返済が難しいほどの金額に膨れ上がっており、かなり厳しい状況だったことから、自己破産を前提に検討をはじめました。Iさんの毎月の収入を確認したところ、個人再生しても借金の返済は厳しい見込みだったことも、自己破産を選択した理由でした。

Jさんには5社から合計で約1,510万円の借金があり、毎月の返済は54万8,000円という、通常では返済不能な金額でした。そこで自己破産した結果、

・ニコス（約260万円・月々9万4,000円の返済）→0

・三菱UFJ銀行（約440万円・月々16万円の返済）→借金額：0

・オリックス銀行 (約320万円・月々11万6,000円の返済→借金額：0

・アコム (約270万円・月々9万8,000円の返済→借金額：0

・レイク（約220万円・月々8万円の返済）→借金額：0

と、免責に成功することができました。

「自分が悪いということは分かっていましたが、どうすることもできませんでした。この度は、ひどい状況から救っていただいて本当にありがとうございました」というIさんは、現在は精神的にも回復し、婚活に精を出しているということです。

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