美容代でできた借金296万円を任意整理した事例

アパレル業界で働くJさんは、仕事柄、流行の洋服を身につけたり、自らの美貌を磨いたりする必要がありました。

そのため、毎月の給料の大半が洋服やエステ、美容院などに消えてしまい、生活費や交際費の捻出のためにキャッシングやカードローンを繰り返す生活を続けていたのです。

しかし、毎月の返済が高額になっていくにつれ、Jさんはいつの間にか借金をすることが当たり前の生活になってしまいました。

そんな毎月の返済のために借金をする多重債務状態が怖くなり、Jさんは債務整理しようと決意したそうです。

Jさんは、大学進学後、広島から上京しそのまま就職したそうで、債務整理した事実が実家の家族にバレることだけは絶対に避けたいということでした。

また、最近、Jさんは担当部署のチーフに抜擢されたこともあり、仕事が非常に忙しいことから、すぐに手続きを終わらせたいという希望もありました。

そのため、スピーディーに手続きが終わり、家族や知人などに債務整理した事実がバレづらい任意整理で債務整理をすることになったのです。

Jさんには、4社のカード会社への返済額が毎月合計で11万円あったため、月々の負担を軽減し現実的に支払いが可能な金額になるよう交渉しました。

その結果、

• クレディセゾン（144万円・月々5万円3,000円の返済）
  →月々1万8,000円×80回払いに変更　将来的に発生する利息である約43万円もカット
• アイフル（約35万円・月々1万3,000円の返済）
  →月々6,000円×60回払いに変更　将来的に発生する利息である約10万円もカット
• 楽天カード（約72万円・月々2万7,000円の返済）
  →月々1万2,000円×60回払いに変更　将来的に発生する利息である約22万円もカット
• 三菱UFJニコス（約45万円・月々1万7,000円の返済）
  →月々7,500円×60回払いに変更　将来的に発生する利息である約14万円もカット

となり、毎月の返済額を現状の半額以下である「4万3,500円」まで下げることに成功しました。さらに、将来的に発生する利息の約90万円をカットできたため、支払い額の総額も大幅に下げることができたのです。

最初に無料相談に行ってから、3ヶ月程度の期間で手続きが終了したので、「えっ、もう終わったの？」と拍子抜けしたというJさん。

また、当事務所に手続きを依頼してから、自分で手を動かすことがほとんどなかったため、逆に不安になってしまったということです。

しかし、おかけで仕事にも何の影響もなく、新しいチーフの仕事に専念できたので、非常に助かったとおっしゃっていました。

また、ふるさとの家族にも心配をかけず、生活を軌道に戻すこともできたので、任意整理を選んだのは正解だったということです。