債務整理に強い!弁護士が無料相談
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【取扱い業務について】
債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)
債務整理を実行する目安となる借金額を知る前、まずあなたが、どのくらい借金を抱えているのか、把握することが大切です。
特に複数のカード会社から借金をしている多重債務者は、実際どれほど借金を抱えているのか、正確に把握できていないことが少なくありません。
法律事務所に相談にいって、借金総額を調べてもらってはじめて、その額の多さを知って驚く...というような話も、珍しくないそうです。
あなた自身の借金額を正確に把握しなければ、借金完済の見通しは立ちませんし、そもそも債務整理するべきか否かの判断もできません。
もし債務整理するにしても、どの手続きを選択すべきなのか、分からないでしょう。また一般的に、弁護士に依頼する場合も、まず初めに着手するのは、借金総額の調査、把握です。
一方で、出来るならば弁護士に依頼する前に、自分の借金総額を把握しておきたいところです。なぜならば、選択する債務整理(破産、個人再生、任意整理)のいずれかに通暁した弁護士を選ぶべきだからです。
そこで、まずは下記のような手順で、借金の総額を調べておきたいところです。
| 手順 | 調査項目 |
① | 借入のあるカード会社ごと右記の項目を収集する | ・カード会社名 |
② | 借金総額と毎月の返済総額を計算する | ・各カード会社ごとの借金の合算 ・毎月の返済額の合算 |
③ | 毎月の収支状況をチェック | ・毎月の収入金額と支出金額を計算 ・返済に充てられる金額を計算 ・ボーナスは月割りにして収入金額に加える |
なお、借金の残債と、利息の確認は、各カード会社に連絡して「借入返済予定表」をもらいましょう。
この「借入返済予定表」には借金の残債と利息が記載されています。
自分が所持している資産をチェックすることも大切です。
売却や解約をすることで換金し、返済に充てて、借金を少しでも減額させることで、検討すべき借金総額と毎月の返済額の確定をさせられる訳です。
主な資産に、下記があります。
① 生命保険
② 自動車、貴金属
③ 不動産
④ 勤務先の利用
生命保険については「積み立て型」の保険である場合は、支払った保険料は保険会社によって運用され、解約時には一定の額の解約返戻金を受け取れます。
次に、自動車や貴金属です。売却すれば、すぐにまとまったお金になります。
また、土地やマンションといった不動産も、評価額によりますが、売却したら高額のお金を得る可能性があるので、検討材料とすべきでしょう。
最後に、勤務先の利用です。
特に大企業の場合は、社員貸付制度や自社株持ち株制度などがあります。
自社株を売ったり、社員貸付を受けてまとまったお金を作ることが可能です。
その他にも、社長に掛け合って融資のお願いをすることも、ひとつの手です。
債務整理をしようかどうか、悩んでいる人は、早めに弁護士などの専門家に相談することが重要です。
お金に困っているのなら、法テラスや無料相談を利用するのも良いでしょう。
そして上記で解説した通り、あなた自身の抱えている借金額を把握して、どの程度深刻なのかを、より正確に把握することから、始めなければなりません。
借金の総額が把握できたら、次に債務整理を検討する基準を満たしているかどうか?おおまかにですが、チェックした方がよいでしょう。
チェックポイント | 判断基準 | 判断 |
毎月の利息 | 毎月の利息>返済額 | 債務整理すべき |
毎月の利息<返済額 | 返済を続けるべき | |
1年前と比べた借金の総額 | 増えている | 債務整理すべき |
減っている | 返済を続けるべき | |
借金総額 | 年収の3分の1以上 | 債務整理すべき |
年収の3分の1未満 | 返済を続けるべき | |
職業の状況 | 転職、失業などで収入が減る場合 | 債務整理すべき |
返済能力 | 返済能力が十分ある | 任意整理がおすすめ |
まずは、毎月の利息をチェックしてみましょう。
毎月の利息金額が、月々の返済に充てられる金額を上回っているのであれば、完済することが難しいことを意味しています。
その場合は、明らかに債務整理を検討した方がよいでしょう。
なお、多少利息を上回っている程度で、実際は殆ど返済に充てられてないのであれば、やはり債務整理をした方がよいことになります。
1年前に比べて、借金の総額の増減について、きっちり確認しましょう。
1年前と現在の借金の総額は、各カード会社から送られてきた「借入返済予定表」を見えれば、分かるはずです。
もし1年前と比べて、借金の総額が増えている場合は、かなりマズイ状態に陥っていると自覚すべきです。つまり、債務整理を検討すべきです。
もうひとつ、大切な判断基準は、借金の総額と、あなたの収入を比較することです。
一般的に、借金総額が年収の3分の1を超えている場合は、債務整理を選択した方が良い、といわれています。(これは統計データによって割り出されている考え方です)
もし現在の職業が、転職や失業、病気などで変わりそうな場合は、根本的に借金の返済計画を見直す必要性があります。
それにより収入が減ることが確実な状況であれば、債務整理をすべきでしょう。
他方、結婚や転職、起業など、人生の転機となるタイミングで、債務整理して気持ちを新たにしたい...という人も少なくありません。
返済能力が十分あるという状況では、早めに任意整理をすることもお勧めです。
任意整理とは、カード会社と交渉して、利息や遅延損害金の支払いを免除してもらい、なおかつ、返済期間を長くすることができる(およそ5年計画)ことで、毎月の返済額を減額できる、というものです
つまり、5年以内に圧縮した借金額を、返済できる見込みが立つのか否か?が判断基準となる訳です。
それでは最後に、債務整理を実行する目安の金額はどのくらいか?について、詳しく解説いたします。
先に結論を言うと、あなたの借金額と毎月の収入を把握した上で、「返済負担率」と「利息負担率」の2つを算出して、金額を判断する必要があります。
住宅ローンの借入を行う際、返済負担率を計算して、適正な借入金額の目安を算出します。
返済負担率は、住宅ローンの毎月の返済額が、月収の何割になるのかを知るために指標です。
もし月収30万円で、住宅ローンが月10万円の返済であれば、返済負担率は33%です。
なお適正な返済負担率は25%以下、最大でも35%までが許容範囲といわれています。
他方、カード会社からすると、返済負担率が高いとリスクがあるので、その分適用利息を高くするのは、仕方が無い側面があります。
借金の深刻度を把握する上では、この返済負担率を見ることが大切です。
そして計算する際は、厳密かつ正確に算出するべきです。
返済負担率の計算方法については、まず最初に手取りの月収額、税抜き後の手取りボーナス額を確認します。次に、ボーナスは月割りにして収入金額に加え、毎月の平均手取り額を計算し、
「毎月の借金返済額÷毎月の平均手取り額」を計算して、返済負担率を求めることができます。
例えば、年収480万円なら、月収30万円、ボーナス120万円とすると、税金や社会保険料を控除した手取り金額は、およそ月25万円、ボーナスは108万円となります。
すなわち平均手取り額は、34(25+9)万円です。
そして毎月の家賃が10万円として差し引くと、24万円が返済負担率を求める際に使う数値に適当といえます。
そして、もし借金の返済が毎月8万円だったとすると、
返済負担率=8÷24で、33%となり、許容範囲ギリギリということになります。(なお、適正な返済負担率の閾値は25%なので、24×0.25で、6万円まで)
収入や生活の状況にもよりますが返済負担率は20~25%が、ひとつの目安となります。
返済負担率を把握するだけでは、借金の深刻度を見逃す場合があります。
例えば、返済負担率は、適正範囲内だったとしても、毎月の借金返済額のすべてが利息だけだった場合は、返済を続けても一生完済できないことになります。
つまり別途、利息の負担率を把握する必要があります。
利息が毎月の手取り収入の何割に当たるのか、確認しなければいけません。
上記の例えと同様、平均手取り額は、34万円、家賃10万円分を引いた残り24万円で計算してみます。
カード会社からの借金残債が250万円、適用金利が20%とすると、年間の支払利息は281568円で、月23464円の利息を負担していることになります。
したがって、利息負担率は、23464円÷34万円で、9.7%です。
利息負担率は10%が、ひとつの目安となります。
以上が、借金の深刻度を把握する為の考え方となります。
① 返済負担率
② 利息負担率
の2つが指標となる訳ですね。
| 許容範囲 | 危険ライン |
返済負担率 | 0~24% | 25%以上 |
利息負担率 | 0~9% | 10%以上 |
これらの指標を求めることで、現在抱えている借金は、債務整理を実行すべき金額なのか否か?を把握できる訳ですね。
そして、もし債務整理の必要性があるのであれば、早めに専門家への相談をお勧めいたします。
以上、いかがでしたでしょうか?
債務整理では、借金の総額と、利息のみならず、あなたの返済能力や収入、生活状況を鑑みて、最善の方法を選択する必要があります。
もっとも、最終的な判断を素人だけで行うのは、リスクがあります。
債務整理を検討しているのであれば、今回ご紹介した債務整理の判断基準や、借金の総額の調査、実行する目安の金額を知った上で、
一度、弁護士などの専門家へ相談することをお勧めいたします。
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